真実の自由は、

自我を無くす事。

永遠の楽園は、

僕らの手の中にある。

いつでも傍にいる。

貴方へ愛を込めて。

私は悟ることは出来ないけれど、

目指すことは出来る。

目指さないと、悟れない。

でも、私は悟れない。

「私」が悟れないのであって、悟りは悟が悟る。

その時、現実だと思っていた世界が崩れ、美しさと共に真実が私を認識する。

満たされた透明な液体が、私であり、悟りであり、

自我の崩壊であると共に真実の自己になる。

貴方へ、愛をこめて。

悟るのは僕じゃない。

僕が僕でなくなるとき、

僕が消えるとき、

僕が幻だと気が付いたとき、

それは起こる。

貴方に言うけれど、貴方が思っている悟りはチョットずれている。

貴方は僕が言う貴方を誰なのか気が付いていると思うけれど。

気が付いて、僕が悟るのではないことを。

僕が幻影であり作られた創作劇であり、思考の産物に過ぎないことに深く気が付いたのなら、

それは起こる。

僕は只、それが起こることを認識できるだけで、仏にはなれない。

只、仏であると、あったと、知るのみだけなんだ。

全ての生きものに慈しみの心を持て。

生きとし生けるものは安寧にして幸福であれ。