いまさらながら、悟りを求め体験し後世にその記録を残した先達がいなければ私は悟りも探求できないことを知りました。私の小さな自我は、悟りを体験して活動している人々を羨ましく思い、嫉妬に近い感情を抱いていました。
もし、このブログを見ている貴方が同じような感情を抱いているとしたら、そのことについて自己を批判的な目でみる必要はありません。それは一過性のもので遅かれ早かれ消えていきます。ただ、注意しなければいけないのはその感情で行為や言動といった行動をするのは控えるべきです。いずれにせよいい結果にはなりませんし、意識が進めばそんな嫉妬は霧散します。
自我は見つめていれば必ず消えていきます。それには自己観察の永続的な忍耐と集中が必要ですが、忍耐集中ができないときは単に時期ではないと思ってください。実際にそうです。いずれにせよ、自我を見つめ続けていれば、様々な情報が必要となってきます。そのときに必要とする情報は過去に批判していた宗教や悟りを開いた人達の言葉だったりします。兎に角静寂を保つ努力が必要です。

目覚めるまでは人生がある。

目覚めた後は人生は無い。

以上。

ｗ

「私」の人生は、過去に起きた出来事や経験に思考が意味付けした記録に過ぎない。

その記録と体とマインドを結びつけて考えている。

一体誰が行為したのだと言うのだろう？

正直、私のレベルでは”自分はいない”という宣言を確信を持って宣言できない。

でも、体も心も自分のモノではないし、自我は幻想だと確信を持って宣言できる。

幻想が幻想の中に存在している。

もっと正確に言うのなら存在しているという幻想をみているだけだ。

命が命を生きている。

命が「私」を通して生命を表現し、命が命の表現として「私」を顕在化している。

生きているのは「私」じゃない。

生きているのは純粋な命という意識＝空のエナジー

命が生を生きているのなら、新たに生まれる生命も死んでいく生命もない。

命が只、永遠に変化しているだけだ。