怒り、憎しみ、悲しみといった感情は、

心で作出される偽りの感情なのです。

心の外の世界で起きている出来事に意味は付加されていません。

人は、心の外界で起きる出来事を見て、感情を心で作り出します。

同じ出来事なのに、何故人によって評価が違うのでしょうか？

それは、無色透明な出来事に感情が意味を付与している他ありません。

では、その感情に振り回されずに、

透明な目線でいるにはどうすればいいのでしょうか？

【今、どんな感情を抱いているか観察する】

↓

【その感情が生まれるにはどのような観念や執着があるのか思索する】

↓

【補足として、生みだされた感情に対する出来事を多角的に観察する】

↓

【採用していた観念を開放する】

言葉にすると簡単に思えますが、

この世が本当は「無色透明なんだ」と気がつくまで、

感情を開放することは難しいのかもしれません。

しかし、少しずつでいいので感情の開放のエクササイズを続けてみると、

ちょっとしたことで怒りにくくなっていくのです。

感情の開放のステップは後に瞑想法でまとめようかと思いますが、

上記の感情からの開放を少しずつでも構いませんから続けてみてください。

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