誰もが宇宙の中心で、上も下も無い。

それを思慮分別の世界の中で私達は区別している。

ただそれだけと言えば、それだけだけれど。

生きとし生けるものが幸せでありますように。

byガム

心身が私ではなく、私のものではなく、真我でもなく、現象に過ぎないとしたら、

怒り憎しみといった感情も「私の感情」ではないんですよ。

それは意識の誤植であって真実でもなく、頭の中の創作です。

もし、怒りが湧いてきたとして、

・・・ああ、怒りにとらわれているなぁ・・・そんなふうに客観的に思考を眺めてみるのがいいです。

その思考は「私」ではないんですよねぇ。

生きとし生けるものが幸せでありますように。

byガム

出来事に関して心が脚色し、良いとか悪いとか考えるのも、

起きたことに対して様々な思索をし、おきてもいないことを思い巡らすのも全く変わりが無いことに気が付きました。

こうして私達は真実ではない物の見方を真実だと思い込んでいます。

心の内側でしか起きていないことを現実の現象に当てはめているだけなんですよね。

生きとし生けるものが幸せでありますように。

byガム

私達が現実世界と呼んでいる現実では、得るものも失うものも無い。

ましてや、なにかに成るということも有り得ない。

ただ、あるがままに自分であることしかないのかもしれない。

時間は止まり、世界は流れていく。

現実が現実ではないことを知ったなら、現実から置き去りにされている自分しかいない。

その境地に達したのなら、更に深く慈悲へ没入しよう。

この世のリアルは慈悲と愛しかないのなから。

生きとし生けるものが幸せでありますように。

byガム