自己をありのままに観察するとは、

心の動き（感情）を良し悪し等の解釈を入れずに観察することです。

心は自己の外界で起きている出来事に反応し、

感情というアウトプットが生じますが、

そのアウトプットをありのままに観察し、

私と言う主体が客体に対して抱く感情を見つめるという作業になります。

これによって、自分が持つ観念が露になり、その観念を捨て去ることにより、

あるがままの心に接続していきます。

ここで注意しなくてはいけないのが、あくまで感情を見つめるのであって、

思考を止めるのではないということです。

心から吹き上がる感情を「怒り・憎しみ・悲しみ・思い込み・妄想等・・・」と分類して、

心の状態を観察することにより、自己洞察が生じて心の変容を促します。

主体とした自己の心を客体として、観察者になりきり、

私と言う存在を客観的に見つめるとき、

何が自分に足りないとか、

改めなくてはいけないこととか内省しながら進めていくと、

情と言う偽りのエネルギーの正体が明らかになっていきます。

［カテゴリーあるがままの心へ］

クリックをお願いします。