特別とは、特に関心のある事柄に、別段の心を割くことです。

私という主観で観ると我が子も特別であり恋人も特別なのですが、

その特別は貴方の心が生み出し、貴方の心の中にしか特別は存在しません。

本当は特別なんてこの世界には存在せず、人の心の中にしかないのです。

その人の心の中にしかない特別な思いって、

さもすると優しさにも憎しみにも通じてしまい、

他人にとって特別ではない事柄を私達は守ろうとして、

無益な争いさえします。

この人は特別な人とか、

私はこの世にとって特別なんだとか、

そう思っている人の意識にしか存在しない。

特別なんて本当はなくて、あるがままに見ると単なる妄想だったりしますが、

あるがままの心から見ると、

妄想を特別だと思うその人の意識を決して否定したりしません。

私達は生まれたときから特別な存在です。

何故なら、貴方の人生は貴方しか歩めなくて、

他の人に代わってもらえないからです。

沈んでいる人も、輝いている人も特別な存在で、

偉業も普通も本当は特別なんです。

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ｂｙガム

 貴方は思ったり、言ってはいませんか？

こんな言葉・・・

あの人は良い人だ。

あいつって嫌な奴。

でも、良い人、嫌な人と言う選別は貴方の心の中に存在するだけで、

本当は人に良いも悪くもなくて、選別している心があるんだけなんですよ。

嫌なことをされたから、嫌な人。

その嫌なことの「こと」も、心が嫌だと反応しているだけで、

「こと」自体に意味は付いていません。

人はどうしても、過去の経験や社会的な規範から良し悪しを選別して、

心の中に壁を作ってしまいます。

しかし、それも必要な経験なんですけれどね。

怒り、憎しみ、悲しみ・・・

そういった感情を持つことを経験しないと捨てることはできないし、

それが妄想だと気づくこともできないですしね。

それらの経験は、

「知ること」から「受容する」という魂の目指す歩みに必要な経験であり、一過程です。

ですから、貴方から見て良い人も嫌な人も、選別している貴方も同じ道を歩んでいるだけで、

やがて、三者共同じ場所で手を結ぶ為にこの世の出来事はあるのです。

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テレビに出ている有名な人が言ったから、正しい。

そんな風に貴方は言っていませんか？

どうも、テレビに出ている有名人や本に載っている情報を鵜呑みにしている人が多いですね。

しかし、

スピリチュアリストの方々が出している本等は有用な情報が多いのも確かなのですが、

検証もせずに鵜呑みにしても良いものなのでしょうか？

まあ、頭で考えずに丹田で感じてみて、

違和感があれば取り敢えず鵜呑みにしないという選択をすべきではないでしょうか。

ただ、違和感のある情報もその時点でただ単に理解できなくて、

後に「そうなんだぁ」と理解できることもありますので、一概に言えないんですけれどね。

特に注意が必要なのは、2元の概念で語られている情報です。

例えば、陰陽にどちらが神聖か言及していたり、

善悪で物事を判断したりしているのであれば、

鵜呑みにはしないほうが良いでしょう。

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  停滞している状態、捨てられない感情・・・

皆、打破したいと思うんです。

でも、こうじゃなきゃいけないって事はありません。

感情を捨てなきゃいけない、浄化しなけりゃいけない・・・

そう思ってしまって、また新たな感情を作り出していて、

そのスパイラルから抜け出せなくなっています。

「感情」が妄想だと気づいたから、それを捨てていこうとするのですが、

それは一昼夜のうちに捨てられるものではありませんし、

心の優しい人だったら、返って簡単には捨てられないものなんです。

考えてみてください。

その感情が妄想だと気が付いて捨てようと決めたのなら、

過去の感情のブロックは在って当たり前なのだし、

そのブロックを解除しようとしてまた新たなブロックを作っているとすれば、

本末顚倒になります。

過去の感情のブロックは生まれて育てられ、

人の優しさに触れないと持てないものなんです。

だから、持っていて当たり前なんですよ。

捨てなきゃいけない・・・

そうじゃなくて、

捨てられない自分を認めてあげようじゃないですか、

それって、優しい目線でこの世界を見つめてきた証なんだから。

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