この世界をありのまま見つめる・・・

この言葉、私も最初はなかなか、理解できませんでした。

正義感や善という強い観念を持っている人にはなかなか理解できないかもしれません。

善という規範を根底に持って生活している人は傍観してみると、

善良な普通の人という評価を与えることができますが、

あるがままといった視点で見てみると、

幻想に囚われている人と評価することもできます。

人は何故、

あるがままに見つめるというシンプルな真実に基づいた視点に気がつかないのでしょうか？

大きな阻害は、善悪といった道徳観です。

そして、優劣と区別、分別といった感覚。

いままでの記事で何回か書いてきましたが、

善悪そのものが人の発明物で、

しかし、

その発明物である善悪がこの社会にかなり貢献しているせいもあるのですね。

善悪という道徳観がなければ、人類は半減しているかもしれません。

世界をありのまま見つめれば、善悪はないんですね、

起きた出来事に人は良し悪し、善悪を付加しますが、

それは、貴方の意識下にしかないのです。

善悪の感覚は学習を積まないと、その判断ができません。

であるのなら、原始宇宙から現在の宇宙には善悪は存在せず、

やはり、長い歴史の中で発明された言葉（概念）なのです。

［カテゴリーあるがままの心へ］

クリックをお願いします。